追い風を受けて前に進む ~火星順行はもう目の前~
龍が現れた先日の空(チューリヒ近郊) |
新月まであと4日を残すのみとなりましたが、このところの天体配置を観ると、心がざわざわしている人も多いのではないかと思われます。
~新月までの流れ~
11月11日 水星が天秤座から蠍座へ
11月13日 山羊座を運行中の木星と冥王星が0度のコンジャンクション
11月14日 牡羊座の火星が順行へ
11月15日 蠍座新月
水星が蠍座を運行するのは、今年はこれで2度目となります(記事⇒水星蠍座へ)
コミュニケーションを司る水星が、人との繋がりを大切にする蠍座に在る期間(12月2日まで)は、
「思いやり溢れるコミュニケーション」が普段以上に大切なとき。
また、内面の深みから「直感的なメッセージ」や「洞察に満ちた気づき」を受け取りやすい時期でもあります。
山羊座においての木星と冥王星のコンジャンクションについては、今年はこれで3度目、そして最後でもあり、次にこの2天体が重なるのは2033年となります。
山羊座の象意 ⇒社会・組織・仕事・肩書きなど
木星ー冥王星の象意 ⇒激変・トップ・巨大権力やパワー・改革など
1度目のコンジャンクションは今年の3月でしたが、その頃から世界各国において緊急事態宣言が発令され始めています。まさしく社会の激変です。
その他、国のトップも日本の場合は9月に、そして今、米国においても代わろうとしています。
個人においても、肩書や勤務形態が変わったり、転職や失業など、人生の激変を経験した人も多いでしょう。
冥王星は破壊と再生を促し、木星はそれを拡大します。
今は理解出来なくとも、12月末から始まる新しい時代に向け、大きなリセットが必要であったのかもしれません。
最後は火星について。
今年の9月10日から約2か月間、牡羊座を逆行していた「行動の天体」火星が、
この11月14日、順行に転じます。
今月初め頃から、火星の動きがほぼ停滞しているように見えるステーション(留)状態ですので、「きつい」「無気力」「イライラ」「焦り」などを強く感じている人も多いでしょう。
特に方向転換をする11月14日の前後数日間は、
普段穏やかな人であっても、イライラや気の焦りを感じやすくなるときです。
金星とも対立している天体配置から、周りを怒らせてしまう言動をとったり、逆に誰かにイライラさせられることが頻発する可能性も示します。
強い意志力・勇気・忍耐力が試されるときです。
対策としては、11月後半くらいまでの間は、体調や怪我などに注意しながら、スポーツなどで、内に篭りやすい攻撃性・衝動性・ストレスや怒りのエネルギーを発散し、出来るだけ、ゆったりとリラックスして過ごすようにするといいかもしれません。
「怒りを溜めない・カッとなって人にあたらない・他者との間に健全な境界線を引く」
なども意識するといいでしょう。
以前どこかの記事で書いたかもしれませんが、怒りに囚われたり、イライラした時は、太鼓を叩くといいんだとか。とは言え、近所迷惑にもなりえますので、クッションや枕などを代用するといいかもしれませんね。
順行に転じた火星は、今月末頃からどんどん動きを速めていきます。
逆行していたこの2ケ月間、物事が思うように進まない・やる気が出ない・将来への焦り、頑張りが空回りしている、などと感じていた人にとっては、
「前進する」
「行動を起こす」
「やる気が戻る」
「自信が復活する」
そんなエネルギーの動きを感じられるはずです。
本来、牡羊座は火星にとってホームグラウンド。
火星の「行動」エネルギーが最大限に活用できる位置なのです。
火星順行の翌日11月15日には、生まれ変わりのエネルギーを司る蠍座の位置で新月を迎えます。
何かを新しく始める(新月)ためには、古いものを手放し、スペースを創るプロセスが必要です。
新月まであと4日。
数字の「1」は、「はじまり」「決断力」「自主性」のエネルギーを持ち、火星が運行している牡羊座と共通点があります。
今日だけでなく、「1」の数字列を目にする機会が増えだしたら、
「ずっとやりたかったことを始めるとき」
「勇気を出して行動にうつすとき」
がやってきたと思っていいでしょう。
自分の行動とエネルギーを、望む未来に向けて一致させていく
↓応援クリックありがとうございます
人気ブログランキング
コメント
コメントを投稿