魚座新月 in 2021 整える

ライン川の畔で瞑想する猫さん（スイス）

３月１３日、日本時間の１９時２２分頃、魚座で新月を迎えています

魚座新月チャート

「整える」

「調和とバランス」

「慈しむ」

非常に繊細で柔らかなエネルギーに満ちた今年の魚座新月です。

この新月は、「仕事」「日常生活」「健康」などの象意がある第６ハウスで迎えており、ここには現在５天体が集結しています。

これらの領域において、自分自身を労り、バランスを整えていくことに意識を向ける必要性があることを、この新月は伝えます。

このところ、心身の疲れや不調を訴える人が少なくありません。

季節の変わり目や日常生活の変動・コロナ禍長期化など・・様々な原因が考えられますが、

一週間後には宇宙元旦とも呼ばれる「春分」、４月にはダブルの「はじまり」を示す

エネルギッシュな「牡羊座新月」を迎えます。

それまでに、この全てを包括するような優しい魚座新月エネルギーを取り入れ、疲れを癒し、自分自身の力を取り戻すための時間にしてみるといいかもしれません。

今年の魚座新月チャートでは、意識のベクトルが完全に外に向かっていることが示されています。

特に対人関係についてのテーマが強調されており、

「自分自身のすべてを（誰かに・何かに）捧げたい」

そんな響きも聞こえます。

ロマンチック♡と感じる人もいるかもしれませんが、

現実や自分自身と向き合うことを避けるために、相手に（または何かに）依存している可能性も示します。

自己犠牲的な人間関係に疲れ果てている・バランスと調和が欠けていると感じることがあるならば、癒しのエネルギーがあふれるこの時期に、

・外向きの意識を自分自身に戻してみる

・自分自身との繋がりを深め、調和とバランスをもたらす

・自分自身に責任を持つ

・ありのままの自分を受け容れる

などを意識してみるといいでしょう。

前述した第６ハウスは、仕事や健康状態・日常生活だけでなく、義務などの象意もあります。

他者をケアすることも大切ですが、その前に自分自身を労り・慈しむことも、私たち自身の義務であり、それが結果的に心身の健康にも繋がるのです。

この魚座新月は、対人関係（パートナーシップ・家族・友人間など）で傷つき、劣等感や無価値観を感じている人が多く存在していることも伝えています。

全ての人間関係は、真実の自分を知るための鏡。出会いには意味があり、時には傷ついた体験や悩みが、大きく自分を変える道へと進むきっかけになるのかもしれません。

現在は全天体順行期間。そして行動の天体である火星が、軽やかな双子座を運行中です。

楽しいと感じること・やってみたいことを・結果を気にせず・手あたり次第に（笑）始めてみるのにいいタイミング。

特に、芸術表現・音楽・ダンス・創造性・癒しなどのエネルギーが高まっていることから、

自分の理想や夢・憧れを楽しく実践していく、美的センスを活かす、クリエイティブなプロジェクトに打ち込むことなどもいいでしょう。

魚座のエネルギーは極めて受動的

起こることを受け容れ

流れとともに生きてゆく

考えすぎず

ハートに委ね

日々、内へと意識を向けてみる

探していた道・答えや叡智は

全て自分のなかにあると気づくとき

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