牡羊座満月 in 2020 ~古い怒りを手放す勇気~
本日10月2日、日本時間の午前6時6分ごろ、牡羊座で満月を迎えています。
牡羊座は、「勇気」と「行動」のサイン。
今年の牡羊座満月は、「古い怒りを手放す勇気」そして「そのための行動」を促します。
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牡羊座満月チャート |
今年の牡羊座満月メッセージは、主に下記のチャートファクターをもとに書いています。(占星術用語に興味のない方は、☆印を読み飛ばしてくださいね)
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今年の牡羊座満月では、現在「逆行中の火星」と山羊座にある「3天体」との再対立が重要な意味を持ちます。(参考記事⇒変える勇気が問われる火星逆行)(牡羊座山羊座対立が示す緊迫感)
この満月チャートでは、戦闘・火災・大事故・暴動・災害・反政府デモなどの抗議活動・権力闘争・治安部隊と市民との衝突などが世界各地で拡大する可能性も示唆されています。
けして穏やかとは言えない天体配置ですが、11月には火星が順行に転じ、山羊座天体との対立も弱まることから、今月が正念場と言えるかもしれません。
さて、先日の記事にも書いたとおり、この満月の直前、4カ月半ぶりに土星が順行に転じています。
社会・現実が再び動き始めるときです。
土星は制限や自粛などもあらわす天体であり、順行に転じた今、入国制限緩和や、Go Toトラベルの対象に東京発着旅行が追加されたりなど、10月は人々の動きも活発になりそうです。
土星は現在、山羊座の最終地点にあり、12月には風のサインである水瓶座へと移動します。行政手続きのハンコが廃止に向かっていることなども、山羊座(社会ルールや古い慣習)から水瓶座(新しさ・変革)への移行を示す典型的な動きと言えます。
土星に続き、この満月直後の10月4日には冥王星も順行へ。現実社会において、根本からの変化に拍車がかかっていくことでしょう。
この満月チャートは、活動エネルギーが強力です。社会や身の回りで起こる変化に柔軟に対応し、焦らず行動していくことが重要な時期となりそうです。
個人レベルにおいては、パートナーなど身近な存在への不満を感じやすく、家庭内での喧嘩・怪我・事故などに注意が必要な時期でもあります。
日本では、仕事や義務をあらわす第6ハウス(月はMCルーラー)で、今年の牡羊座満月を迎えていることから、この時期に、自分が続けてきた仕事の成果が出る人、または長い間勤めた仕事を辞める決断をしたり、実際に退職する人も多いはずです。
またこの時期は、
・家庭生活や仕事において、限界を超えて頑張りすぎてはいないか
・人間関係において、相手の欲求に自分を合わしすぎてはいないか
などを見直す時期でもあります。
この10月は「古い怒りや感情の炙り出し」が起こる可能性が高い月となり、もし今、誰かに対して強い不満を持っていたり、心身の疲れがとれない・強いストレス・自己憐憫・燃え尽き症候群・家庭内でパートナーと大喧嘩などを体験しているならば、
「バランスをとることが必要」であるサインかもしれません。
今年の牡羊座満月の傍には、癒しの天体キロンの存在があります。(⇒逆行に転じるキロン)
親との関係や子供時代の家庭環境において解決出来ていない問題が、パートナーや身近な誰かとの争いという形で表面化しやすいときでもあり、古くから持ち続けている「怒り」「心の傷」「痛み」「弱さ」「孤立感」「無価値観」「劣等感」などに勇気を出して向き合い・手放す時期であることを示します。
満月に寄りそうキロンは「気づき」へのプロセスも促します。
「古い怒りを手放す必要性」
「争いを終える勇気」
キロンが示す道を歩むことで、心身の健康とバランス・平和な暮らし・調和的な人間関係につながることを、今年の牡羊座満月は伝えています。
最後に、今なお続く乙女座新月メッセージ(⇒乙女座新月 in 2020~analyse and focus~)をもう一度書いておきますね。
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