変える勇気が問われる火星逆行 〜Retrograde Mars in Aries〜
〜プーケット島の漁師さん〜 |
日本時間の今日9月10日、現在牡羊座を運行中の火星が逆行に転じます。
火星が逆行するのは通常2年に一度。
牡羊座での逆行は32年ぶりとなり、今回は11月14日まで続きます。
この逆行では、この夏に起こった牡羊座・山羊座対立が再び繰り返される可能性も示唆されています。
事故・暴動・全般的な不安・災害などを表すアスペクトであると同時に、世界各地において、権力闘争・反政府デモなどの抗議活動・治安部隊との衝突などが続くことが予想されます(特に9〜10月)。
個人レベルでは、火星は活力の天体でもあるので、
身体が怠い・やる気が出ない・無気力・焦りなどを感じる人も増えるでしょう。
特にこの数日間は、体調や怪我などに注意し、出来るだけ休息をとるようにした方がいいかもしれません。
また、周りを怒らせてしまったり、逆に誰かにイライラさせられたりすることが頻繁に起こる可能性も。
火星が逆行している間は、攻撃性や衝動性などが自分の内面へと向かうことがあり、この時期は、スポーツなどで内に篭るエネルギーを発散したり、出来るだけゆったりとリラックスして過ごすことが大切です。
火星が魚座から牡羊座に移動したのは、今年の6月末。
牡羊座は火星にとってホームグラウンドとなり、その「行動」エネルギーがダイレクトに出る位置。
その影響から、
- 勇気を出して、新しいことにチャレンジした人
- 情熱に従い、自主的に・スピーディに行動を起こした人
- 目的に向かい、はじめの一歩を踏み出した人
- 自分らしいリーダーシップを発揮し始めた人
- 自立を決断し、必要なアクションをとった人
が、この夏は多くいたことと思います。
そして今後2ヶ月に渡る火星逆行期間では、
「これまでの行動」
「新しく始めたこと」
「エネルギーを注ぐ方向」
「自己主張」
「目的」
「活力」
などについての「見直し」を迫られることとなるかもしれません。
例えば、
- 頑張りが空回りしていないか
- 燃え尽き症候群になっていないか
- やりすぎていることはないか
- 直感を信頼して行動しているか
- 自分の意見を無理に押し通そうとしていないか
- 今までやってきたことに自信をなくしていないか
などについて検討してみることも一案です。
この逆行期間で、恐らく最も重要となるのは、
「自分のエネルギーを、本当に価値のあるものに使っているかどうか」
「自分の行動とエネルギーを注ぐ先が、真に望んでいる人生や目的と一致しているかどうか」
などの再確認。
もしここに、ズレがある場合は、
「変える勇気」
を問われることとなるでしょう。
火星の逆行期間は11月14日まで。
この見直し期間中に、自分の行動とエネルギーを、望む未来に一致させていく。
そうすることで、順行後は、前に進むための追い風が一気にやってくるはずです。
忍耐力と勇気が試されるこれからの火星逆行期間ですが、今後の人生を左右する重要な時期と言っても過言ではなく、強い意志力が問われているようです。
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