「人生で最も重要な時期」の一つ
未来予測のために用いられる手法の一つ、Progression（プログレッション）。
この手法において、天体が方向転換する「その時」が、
「人生で最も重要な時期」の一つになると言われています。
「人生で最も重要な時期」の一つになると言われています。
前回の記事「つながり」を見直す時にも書いたとおり、今現在も逆行中の金星は、来月６月２５日から
順行に戻ります。
例えば、昨日５月１７日に生まれた赤ちゃんの出生チャートを作るとすれば、当然ながら、金星（だけではないですが）の逆行が見られます。
前述したプログレッションは、１日を１年とみなして読む手法です（大雑把な説明でごめんなさい・・・😅）。この手法を使うことにより、例えばこの赤ちゃんの「人生で最も重要な時期」の一つが予測出来るのです。
ここでは、架空の赤ちゃんの例を使い、説明していきますね。
生年月日は、２０２０年５月１７日。名前は、ヴィーナス（Venus・金星）ちゃんとします。笑
出生時刻は２２時。出生地は、日本の人が少ないカナリア諸島の「テネリフェ島」にします。
金星が順行に転じるのは２０２０年６月２５日の午前中（現地時間）。
ここで、１日を１年とみなすプログレッションを使い、ヴィーナスちゃんが何歳の時に、金星が順行に戻るのかを調べます。
５月１８日の２２時で、満１歳、
５月１９日の２２時で、満２歳、
５月２０日の２２時で、満３歳、
・・・・
・・・・
このように計算していくと、６月２５日、２２時の時点で、ヴィーナスちゃんは満３９歳となります。
金星が順行に戻るのは、同日の午前中ですので、３８歳の半ば頃、生まれた時からずっと逆行している金星が順行に戻る時を迎えます。 つまり「この時」がヴィーナスちゃんの人生にとって、「非常に重要な時期」となることが予測できるのです。（なお、前後２年間も重要な時期となります）
大切なことなので繰り返しますが、
プログレッションにおいて、天体が方向転換を示す「その時」というのは、
「人生のトップ３」に入ると言っても過言ではないほど、「重要な時期」であると言われています。
そして、「その時」から、「全く新しい人生経験」が展開されていくこととなるのです。
それは例えば、内気で人見知り、愛情や感情を表に出さない、リアル恋愛に消極的、物質的価値観より精神面を重視、並外れた創造性や芸術の才能などを示す場合があります。
人は成長・変化するものですので、出生時に天体が逆行していたとしても、示される傾向がそのまま一生続くわけではありません。
例えばその天体が金星であれば、金星逆行が示す傾向（例えば、人見知りなど）があることを「自覚」し、「人生経験を積む」ことにより、人生の半ば（４２歳以降）以降には、金星が示すテーマを外の現実世界に向かって表現していくこととなります。
または、
このヴィーナスちゃんのように、金星が順行に転じる年齢以降、新しい人生経験が展開していくケースもあるのです。
ここでの新しい人生経験というのは、方向転換（逆行→順行 or 順行→逆行）をする天体が示す象意、その天体が在室するハウスやサイン、及びその天体が支配するハウスに関連したものとなります。
例えば、ヴィーナスちゃんの場合、金星逆行が双子座・第７ハウスにあり、その金星は第６ハウスと第１１ハウスを支配しています。もともと内気で人と話すことが苦手であったかもしれないヴィーナスちゃんですが、３８歳頃から、仕事関係・友人・知人などのつながりがどんどん広がり、そこで人生のパートナーとなる人物との出会いがある可能性。または、ビジネスパートナーと、グルメやアート、自然、健康などをテーマにした情報を社会に発信し始める可能性。奉仕・社会貢献活動を通じて、同じ価値観を持つ人々とのつながりが広がる可能性・・・などなど、さまざまな新しい人生経験の可能性が示唆されています。
実際にヴィーナスちゃんの金星が順行に転じるのは２０５８年の１０月となり、もしかすると、ヴィーナスちゃんはこの時期に結婚、または大恋愛をするのかもしれませんね？（←架空の人物です。笑）
・・
興味を持たれた方は、ご自分の出生時の天体が方向転換する日を天文暦などで調べてみてくださいね。
とても興味深い結果が得られるかと思います。
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